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2008.07/19(Sat)

★起業の現状・その意外な事実 → 「起業した」のに「続かない」理由・その2                                                                自分が騙されたコトに気づいて、恥ずかしくなって密かに止める(ハ)  

       (2008/07/15付け<ロ>からの続き)


起業の成功要因は「自分にとって最適なビジネスで起業する」ことです。

だから起業の失敗要因は、その逆で、
「自分に相応しくないビジネスで起業してしまう」ことなのです。

「自分に相応しくないビジネス」だから、開業屋の<カモ>にされてしまうのです。

「自分に相応しくないビジネス」だから、開業屋の<カモ>にされていることに、周囲の身近な人に指摘されるまでなかなか気づかないのです。


例えば、もっとも象徴的に分かりやすい<ラーメン屋>を事例にしましょう。

AさんとBさんは、二人とも脱サラしてラーメン屋を開業することを希望していました。
この二人は、偶然、ある起業セミナーを同時に受講しました。

そこで私と、私以外の講師の一人である開業コンサルタントと知り合ったのです。

私はセミナーの教室で、AさんにもBさんにも次のように言いました。

「脱サラしていきなり開業するよりも、まずラーメン屋で実際に修業するという気持ちで働いてみるべきです」
「本当にラーメン屋を開業したいのなら、すでに、夜間とか休日だけのアルバイトとしてでもすでにラーメン屋で働いているはずです」
「今の勤めている会社が社員の副業を禁止しているなら無給で働けばいいのです。無給なら個人の趣味の範疇です。副業禁止規定に違反したことにはなりません」
「無給なら修業させてくれるラーメン屋が有るかしれません」


ところがAさんもBさんも既に勤めていた会社を辞めてしまった後でした。

Aさんは、既に修業させてくれるラーメン屋をみつけて働いていました。

なぜなら、Aさん自身も脱サラする前から次のようなことを考えていたからです。

「自分は本当にラーメン屋をやりたいのか?」
「ラーメン屋でやっていけそうなのか?」
「既存のラーメン屋で学べることは全部吸収していこう!」
「自分の店を開業するのはそれからだ!」


ところが、Bさんは、一日も早くラーメン屋を開業したがっていました。
だから、「良い店舗物件さえ借りられればすぐにでも開業したい!」と物件探しをしていたのです。

私は、Bさんには簡単に次のようなアドバイスをしました。

「本当にラーメン屋がやりたいのなら積極的にどこかの店で修業を始めているはずです」
「ラーメン屋があなたにとって最適なビジネスとは思えません」
「Aさんのように、とりあえず、参考にしたいラーメン屋を探して、そこでしばらくバイトでもいいから、実際にラーメン屋という仕事を経験してみてからにしたほうがいいと思いますよ」


しかし、Bさんは私のアドバイスの根拠を尋ねることもなく即座に反論しました。

「私にそんな時間的な余裕は有りません」
「だいいち、既存のラーメン屋と同じことをやろうとは思いませんし、同じことをやっていたら競争の激しい業界で生き残ることはできないと思います」
「だから、いまさら無駄な修業に時間を割こうとは思いません」


そして、私のように「独立開業全般の成功要因、失敗要因」を話す講師よりも、飲食業専門コンサルタントという講師のアドバイスのほうを尊重したのです。

ところが、この開業コンサルタントが<開業屋>だったのです。


開業屋は、Bさんのような開業希望者に私のようなコトはいいません。

開業屋「店の場所はもう決めているのですか?」
Bさん「いま良い場所を探しているところです」
開業屋「飲食店の物件だけを専門に扱っている不動産屋がいますから、紹介しましょうか?」
Bさん「ぜひ、お願いします」

その不動産業者は「飲食店舗専門」だけあって、仲介物件情報は豊富でした。

Bさんも、その豊富な物件情報から選択した物件を下見してすぐに気にいりました。

だから、すぐに店舗物件を借りてしまったのです。

「この場所ならラーメン屋には絶好の場所だ!」と自分で思えたからです。
しかも、その店舗を借りられるだけの資金が有ったからです。
「こんな良い場所の物件を逃したくない」と考えたからです。

もちろん、開業屋もいちおうは飲食業専門のコンサルタントの看板を長く掲げていますから、Bさんが「飲食業には向かない人」であり「ラーメン屋を開業しても長くは続かないだろう」という人間であることは分かっています。

そこでこの開業コンサルタントが「その人への人生相談を重視する」人であれば、
「飲食業未経験の素人がいきなり開業すればほぼ100%失敗するのだから、まず、自分が開業したい同じような業種、業態の店で最低限の経験をしてから開業したほうがベターだ!」とアドバイスしたでしょう。

でも、このコンサルタントの主な収入源は「開業屋としての種々のマージン、指導料、企画料、顧問料」なのです。

これらの収入は、<カモ>に開業させなければ得られないのです。

そこで、この開業屋はBさんに言います。
「この物件はいいですねぇ」
「ここならラーメン屋としては有利な場所ですよ」


Bさんは、飲食業専門コンサルタントの先生に「良い物件だ!」と誉められて、その物件に決めた自分の決断と、運の良さを確信しました。

しかし、これがBさんの<失敗の始まり>だったのです。
 
       (ニ)へ続く



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テーマ : 起業 - ジャンル : ビジネス

タグ : 創業塾 ラーメン屋 開業屋

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