起業心理学の目的と研究対象
そのために、起業心理学は「起業したいと思っている人」の<心の動き>と<特徴的な行動>を研究の対象にしています。
起業心理学が対象とする<心の動き>とは、動機、願望、構想、妄想、迷い、不安、懐疑、悩み、疑問、希望、夢、目標、反省、反発、自負、自信、抱負など変化のプロセスです。
起業心理学が対象とする<特徴的な行動>とは、「起業して成功した人」と「起業したが成功できなかった人」を分けることになる行動の相違点です。
起業心理学に取り組むのは、心理学の専門家ではなく、<起業の体験者>です。起業の成功体験や失敗体験を持っている人たちです。
起業心理学の<目的>その1・<起業したい自分><起業した自分><起業家と関わる自分>それぞれで目的は異なっている
「起業」はまず自分の「心の中」から始まります。
だから、起業心理学も「自分をみつめる」ことから始めます。
<起業したい自分>にとっての目的
「起業したい」という、その本当の目的に気づく
「これからの自分」にとって最適なビジネスに気づく
「これからの自分」にとって最適な判断をする
「これからの自分」にとって最適な行動をとる
<起業した自分>にとっての目的
「人を採用する自分」にとって最適な視点に気づく
「戦力を育てる自分」にとって最適な方法に気づく
「会社を大きくする自分」にとって最適な行動をとる
「自分の成長」と「会社の成長」の関係に気づく
「自分の起業の終わり」への対処で失敗をしない
<起業家と関わる自分>にとっての目的
<起業する人>と<起業しない人>を見抜く
<起業する人>の行動を予測する
<起業して成功する人>を見抜く
<起業しても成功しない人>を見抜く
<起業家個人>と<起業社会>の関係に気づく